くにやく‐がかり【国役掛】
江戸幕府勘定所の一分掌。勘定衆の任務で、国役金の割賦・徴収事務をつかさどった。国役方。
くにん‐ぶぎょう【公人奉行】
室町幕府で、諸奉行人の進退や執務に関する事務をつかさどった役人。
くに‐の‐みやつこ【国造】
《国の御奴(みやつこ)の意》大化の改新以前における世襲制の地方官。地方の豪族で、朝廷から任命されてその地方を統治した。大化の改新以後は廃止されたが、多くは郡司となってその国の神事もつかさどった。...
くら‐つぼ【鞍壺】
1 鞍橋(くらぼね)の、人がまたがる所。前輪(まえわ)と後輪(しずわ)との間の居木(いぎ)の上にあたる。鞍笠(くらかさ)。 2 馬術で、鞍の前か後ろかに少しもたれかかること。
くちば‐いろ【朽葉色】
1 枯れた落ち葉のような色。赤みを帯びた黄色。 2 襲(かさね)の色目の名。表は赤みがかった黄色、裏は黄色。秋に用いる。
くない‐ちょう【宮内庁】
皇室関係の国家事務、天皇の国事行為に関する事務をつかさどり、御璽(ぎょじ)・国璽(こくじ)を保管する行政機関。内閣府に置かれる。昭和22年(1947)宮内省を廃止して宮内府を設置、昭和24年(1...
くにのみはしら‐の‐かみ【国御柱神】
天御柱神とともに風をつかさどる神で、奈良竜田大社の祭神。
くら‐かた【倉方】
室町時代、幕府の倉庫を管理し、財物の出し入れをつかさどった者。
くら‐ぶぎょう【蔵奉行】
江戸幕府の職名。勘定奉行に属し、各地の米蔵を管理して米穀の出納をつかさどった。
くれない‐すそご【紅裾濃】
袿(うちき)の襲(かさね)や鎧(よろい)の威(おどし)などで、紅色を上を薄く、下に向かうにつれてしだいに濃く配色してあるもの。