あなた‐がた【彼方方】
[名]あちらのほう。向こう側。「宮の辺(へん)(=オソバノ人々)には、ただ—に言ひなして」〈枕・一四三〉 [代]三人称の人代名詞。あのかたたち。「—の旅宿を尋ね、ひたすらお頼み申し上げました...
もりやま【守山】
滋賀県、琵琶湖南東岸の市。もと中山道の宿場町。琵琶湖大橋によって大津市堅田(かたた)とつながる。古歌には「もるやま」とも。人口7.6万(2010)。
かた‐がた【方方/旁】
[名] 1 (方方)「人々」の敬称。かたたち。「お世話になった—」 2 あちこちの貴人の部屋。「あまたの御—を過ぎさせ給ひて」〈源・桐壺〉 3 いろいろの方角・場所。また、いろいろの方面の事柄...
かた‐だ【堅田】
《「かたた」とも》水が乾いて土のかたくなった田。
かた‐いみ【方忌(み)】
陰陽道(おんようどう)で、方塞(かたふた)がりの方角を忌むこと。ほういみ。→方違(かたたが)え
おうみ‐はっけい【近江八景】
琵琶湖南西部の八つの景勝。石山の秋月、比良(ひら)の暮雪、瀬田の夕照、矢橋(やばせ)の帰帆、三井(みい)の晩鐘、唐崎の夜雨、堅田(かたた)の落雁、粟津(あわづ)の晴嵐。安藤広重の浮世絵で知られる...
かた‐ふたがり【方塞がり】
陰陽道(おんようどう)で、天一神(なかがみ)・金神(こんじん)などがいるために凶とする方角。かたふたぎ。かたふさがり。→方違(かたたが)え
あんこく‐ぶとう【暗黒舞踏】
現代舞踏の一。土方巽(ひじかたたつみ)が昭和30年代に確立。民俗的・肉体的な題材が多く用いられ、多くの芸術家に影響を与えた。
いみ【忌(み)/斎】
《動詞「い(忌)む」の連用形から》 1 (斎)心身を清浄に保ち、けがれを避けて慎むこと。 2 (忌み)死・不浄など、はばかりのあること。 3 (忌み)人の死後、近親者が、しばらくの間家に慎みこも...
かた‐たがえ【方違え】
陰陽道(おんようどう)で、外出するときに天一神(なかがみ)・金神(こんじん)などのいる方角を凶として避け、前夜、他の方角で一泊してから目的地に行くこと。平安時代に盛んに行われた。たがえ。かたたがい。