かた‐は【片刃】
《「かたば」とも》 1 刃物で、刃先の断面の片側だけに刃がついていること。また、その刃物。⇔両刃。 2 刀剣などで、鎬(しのぎ)を境に片側だけに刃がついていること。また、その刃物。⇔両刃/諸刃(...
カタバ‐かぜ【カタバ風】
⇒カタバチック風
かた‐ばかま【片袴】
1 両脚に分かれる袴の片方の脚。 2 山伏などが用いる短い袴。旅行用の下にはく短い袴とも。
かた‐ばかり【形許り】
「かたちばかり」に同じ。「一膳飯屋で—の食事を済ました」〈漱石・道草〉
かた‐ばこ【肩箱/形筥】
山伏が笈(おい)の上にのせる小箱。経文・仏具などを入れる。
かた‐ばたらき【片働き】
夫婦のどちらか一方だけが働いて生計を立てること。「—世帯」→共働き
かた‐ばち【片撥】
1 太鼓などの打楽器で、一対のばちのうちの一方だけで打つこと。特に能楽や長唄の囃子(はやし)で、太鼓を右手のばちだけで打つこと。 2 三味線の奏法で、すくうことをしないで、ばちを打ちおろすと...
カタバチック‐かぜ【カタバチック風】
《katabatic》斜面を吹き下りる風。冷えた空気が重力によって斜面を下降するもの。斜面下降風。滑降風(かっこうふう)。カタバ風。→アナバチック風
かたばみ【酢漿草】
1 カタバミ科の多年草。道端などに生える。茎は地をはい、多数の小枝を出す。葉は3枚の小葉からなる複葉で、紅紫色のものもあり、夜は閉じる。春から秋、黄色い5弁花を開く。果実は円柱形で、熟すとはじけ...
かたばみ‐も【酢漿草藻】
デンジソウの別名。