かわらけ‐な【土器菜】
タビラコの別名。
かわらけ‐なげ【土器投げ】
見晴らしのよい高所からかわらけを投げて、空中で風に舞うさまを見て楽しむ遊び。京都の高雄(たかお)山や愛宕(あたご)山で花見の時に行われた。
かわらけ‐もの【土器物】
素焼きの器に盛った酒のさかな。鉢の物。
かわら‐げ【川原毛/瓦毛】
馬の毛色の名。灰白色・黄白色で、たてがみ・下肢・ひづめが黒いもの。
かわら‐こじき【河原乞食】
《歌舞伎が近世初期の京都四条河原の興行に起源するところから》歌舞伎役者などを卑しめていった語。河原者。
かわら‐さいこ【河原柴胡】
バラ科の多年草。海辺や河原の砂地に生え、高さ30〜50センチ。茎に長い毛がある。葉は羽状複葉で、小葉はさらに羽状に切れ込み、裏面に白い毛がある。夏、黄色の5弁花を開く。
かわら‐ざ【瓦座】
軒先の敷平(しきひら)瓦の滑り止めとして、野地(のじ)に打ち付ける細長い材木。
かわら‐ざる【瓦猿】
土焼きの猿の人形。「変わらざる」に通じるというので、平穏無事を祝う飾り物にする。
かわら‐ざん【瓦桟】
引っ掛け桟瓦葺きで、瓦がずり落ちないように野地板の上に打ち付ける木の桟。
かわら‐し【瓦師】
1 瓦を焼く職人。 2 瓦屋根を葺く職人。