かんがく‐え【勧学会】
康保元年(964)に慶滋保胤(よししげのやすたね)らの始めた、一種の念仏結社。3月と9月の15日に、比叡山の僧20人と大学寮北堂の学生20人が会して、朝に法華経を講じ夕に念仏を唱え、その間に法華...
かんがく‐しゃ【漢学者】
漢学1の学者。
かんがく‐でん【勧学田】
平安時代、大学寮・典薬寮・陰陽寮(おんようりょう)などの学生の、食料・費用などをまかなうために設けられた田。学田。
かんがく‐は【漢学派】
中国、清代の一学派。訓詁を重んじ、漢・唐代の学問を尊重する学派。日本では、江戸時代の新注・古義学などに対抗して興った太宰春台(だざいしゅんだい)・狩谷棭斎(かりやえきさい)などの学派。
かん‐がっき【管楽器】
管で作り、息を吹き込んで管内の空気を振動させて音を出す楽器の総称。通常、木管楽器と金管楽器とに二分される。吹奏楽器。→気鳴楽器
かんが‐は【漢画派】
鎌倉末期以降に興った、宋元画の水墨技法を中心とした絵画様式の流れをくむ画家たちの系統。如拙(じょせつ)・周文・雪舟などから初期の狩野派までを含む。
かんが・みる【鑑みる/鑒みる】
[動マ上一][文][マ上一]《「かがみる」の音変化》過去の例や手本などに照らして考える。「時局に—・みて決定する」
かんが・む【鑑む/鑒む】
[動マ上二]「かんがみる」(上一)の上二段化。「湛然たるところに物影—・むべきと同じく」〈露伴・いさなとり〉
かん‐がらす【寒烏】
冬の烏。寒鴉(かんあ)。ふゆがらす。《季 冬》「貧かこつ隣同士の—/子規」
カンガルー【kangaroo】
有袋目カンガルー科の哺乳類の総称。尾が長く、後ろ足が大きく発達し、跳躍が巧み。草食性。雌の下腹部に育児嚢(いくじのう)があり、産まれた子は独力でここに入り乳を吸う。オーストラリア・ニューギニア島...