ふだ‐ばこ【札筥】
1 聞香(ききこう)の競技で、各香名を記した札を入れる箱。 2 守り札を入れる箱。
ふう‐りん‐か‐ざん【風林火山】
武田信玄の軍旗に書かれた「孫子」の句「疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵(おか)し掠(かす)めること火の如く、動かざること山の如し」の略。また、その軍旗の称。
ふき‐あわ・す【吹き合はす】
[動サ下二] 1 笛などを他のものと調子を合わせて吹く。また、管楽器を合奏する。「木枯らしに—・すめる笛の音をひきとどむべきことの葉ぞなき」〈源・帚木〉 2 風などが他のものと調子を合わせるよう...
ふうれん‐こ【風蓮湖】
北海道東部、根室湾岸にある汽水性の潟湖(せきこ)。冬にハクチョウが飛来する。周辺はタンチョウの生息地。平成17年(2005)、隣接する砂州の春国岱(しゅんくにたい)とともにラムサール条約に登録された。
ふき‐こぼれ【吹き零れ】
1 加熱しすぎた液体が吹き上がって、鍋などからあふれ出ること。 2 「浮きこぼれ」のこと。
ふげん‐じっこう【不言実行】
文句や理屈を言わずに、黙ってなすべきことを実行すること。「—の人」「—の時だ」
ふき‐こぼ・れる【吹き零れる】
[動ラ下一][文]ふきこぼ・る[ラ下二]湯などが煮立って、容器からあふれ出る。「味噌汁が—・れる」「両眼から涙が—・れた」
みち‐みち・し【道道し】
[形シク]道理にかなっている。学問的である。また、理屈っぽい。「おほやけに仕うまつるべき—・しきことを教へて」〈源・帚木〉
みみ‐だ・つ【耳立つ】
[動タ五(四)]《「みみたつ」とも》 1 その音が特に耳につく。耳障りに聞こえる。「あまりに—・ちすぎて不愉快であった」〈寅彦・蓄音機〉 2 聞いて心にとめる。耳にとまる。「さては人の—・つべき...
ひき‐つづ・く【引(き)続く】
[動カ五(四)] 1 途切れずにそのまま続く。「不況が—・く」 2 ある物事のすぐあとに他の物事が続く。「—・いて来賓が挨拶(あいさつ)に立つ」
[動カ下二]続ける。連ねる。「むな車—・けて...