ぎょうぶ‐しょう【刑部省】
1 律令制で、太政官(だいじょうかん)八省の一。訴訟や罪人の裁判・処罰などを管掌。うたえただすつかさ。うたえのつかさ。 2 明治2年(1869)設置された六省の一。裁判・警察・監獄のことを管掌。...
ぎょう‐ぶっしょう【行仏性】
仏語。法相(ほっそう)宗で、修行によって仏性を得ること。→理仏性
ぎょうぶ‐なしじ【刑部梨子地】
蒔絵(まきえ)の技法の一。金箔を置いて梨子地漆で地塗りをし、刑部梨子地粉といわれる不整形の金銀粉末を置き、その上に梨子地漆を塗り重ねて研ぎ出したもの。江戸時代、漆工刑部太郎の創案といわれる。
ぎょう‐ほう【行法】
1 (ギャウハフ) 法律を執行すること。 2 (ギャウホフ) 《古くは「ぎょうぼう」》仏語。仏道を修行すること。また、その方法。特に、密教の修法をいう。
ぎょう‐ぼう【仰望】
[名](スル)仰ぎ望むこと。また、敬い慕うこと。「碧空を—する」
ぎょう‐ぼう【凝望】
[名](スル)目をこらしてながめること。じっと遠くを見つめること。
ぎょう‐ぼう【翹望】
[名](スル)《「翹」は挙げる意》首を長くのばして待ち望むこと。その到来を強く望み待つこと。翹首。「新しい指導者を—する」
ぎょう‐まつ【行末】
文章の行の終わり。⇔行頭。
ぎょう‐まつ【澆末】
人情がきわめて薄くなった末の世。澆季。「今—の風に向きて大本の遠きを見るに」〈太平記・三九〉
ぎょう‐む【暁霧】
夜明け方の霧。朝霧。