ぎょくどう‐ふうき【玉堂富貴】
文人画の画題の一。牡丹(ぼたん)の花を主として、蘭と海棠(かいどう)とを添える。
ぎょく‐はい【玉佩】
礼服(らいふく)の付属具の一。上代から近世にかけて、即位・大嘗会(だいじょうえ)・朝賀の儀式に、天皇はじめ三位以上の臣下が腰に帯びた装身具。5色の玉を貫いた5本の組糸を金銅の花形の金具につないで...
ぎょく‐はい【玉杯/玉盃】
玉で作ったさかずき。また、さかずきの美称。
ぎょく‐はく【玉帛】
玉と絹織物。特に、中国古代、諸侯が天子に拝謁したり、互いに訪問したりするときに贈り物として用いたもの。
ぎょく‐はん【玉旛/玉幡】
高御座(たかみくら)や御帳台(みちょうだい)の棟(むね)の下にかける装飾。玉を鎖であやどり、先端に薄金の杏葉(ぎょうよう)をつけたもの。
ぎょく‐ばん【玉盤】
玉で作った皿の類。また、皿の美称。
ぎょく‐ひ【玉臂】
美しいひじ。玉のように美しいうで。美人のひじの形容として用いる。
ぎょく‐ひつ【玉筆】
他人を敬って、その筆跡や詩文などをいう語。
ぎょく‐ふ【玉斧】
1 玉で飾った斧(おの)。また、斧の美称。 2 他人を敬って、その人が詩文の添削をすることをいう語。「先達の—を待つ」
ぎょく‐ふ【玉膚】
美しく、なめらかな肌。玉肌(ぎょっき)。