ぎり‐ぎり【限り限り】
[名・形動]限度いっぱいで、それ以上余地がないこと。また、そのさま。副詞的にも用いる。「しめきり—に間に合う」「経済的に—な(の)状態で生活する」「—許容できる線」
ぎり‐ぎり
[副] 1 物が強く擦れ合う音やそのさまを表す語。「歯を—(と)食いしばる」 2 強く力を入れるさま。また、強く巻きつけるさま。「ひもで—(と)縛る」 3 気がいらだつさま。「もう—して来た葉子...
ぎりぎり‐けっちゃく【限り限り決着】
まったく余地がない状況になること。「生れてから今日まで—の生活をして来たんだ」〈漱石・明暗〉
ギリシア【(ポルトガル)Grécia】
⇒ギリシャ
ギリシャ‐じゅうじ【ギリシャ十字】
十字形の一つで、縦と横の長さが等しく、それぞれの中央で交差しているもの。
ギリシャ‐てつがく【ギリシャ哲学】
前6世紀ごろから後6世紀にかけて、ギリシャ本土とその周辺の地域で発達した古代ギリシャの哲学。イオニア学派・エレア学派・ソクラテス・プラトン・アリストテレス・エピクロス学派・ストア学派・新プラトン...
ギリシャ‐ひげき【ギリシャ悲劇】
アテネを中心に前5世紀ごろ栄えた演劇。運命に逆らい、また、流される人間を主題とした荘重・沈痛な悲劇で、仮面をつけた俳優とコロス(合唱団)によって演じられる。アイスキュロス・ソフォクレス・エウリピ...
ギリシャ‐もじ【ギリシャ文字】
ギリシャ語を書き表すのに用いられる表音文字。前9世紀ころ、古代ギリシャ人がセム系の文字であるフェニキア文字を借用し、改良を加えてつくった。普通は24字。ローマ字・ロシア文字のもととなった。 [補...
ギリシャ‐せいきょう【ギリシャ正教】
「ギリシャ正教会」に同じ。
ギリシャ‐せいきょうかい【ギリシャ正教会】
1 ⇒東方正教会 2 ロシア正教会とともに、東方正教会の中心的教会。コンスタンチノープル総主教の管下から独立し、1850年、ギリシャの国教となった。