くすべ‐がき【燻べ柿】
⇒ふすべがき(燻べ柿)
くすべ‐がわ【燻べ革】
⇒ふすべがわ(燻べ革)
くす・べる【燻べる】
[動バ下一][文]くす・ぶ[バ下二] 1 くすぶらせる。いぶす。「蚊いぶしを—・べる」 2 《相手に煙たい思いをさせる意から》責めたてる。また、嫉妬(しっと)する。「世間の人がそしらうが、母ぢゃ...
くすぼ・る【燻ぼる】
[動ラ五(四)] 1 「燻ぶる1」に同じ。「今度の炭は—・っていかんね」〈虚子・続俳諧師〉 2 「燻ぶる2」に同じ。「天井はランプの油煙で—・ってるのみか」〈漱石・坊っちゃん〉 3 「燻ぶる5」...
くすみ
くすむこと。また、黒ずんだ色の出ること。
くすみ‐かえ・る【くすみ返る】
[動ラ四]まじめくさる。また、非常に不愛想にする。苦りきる。「おあまり貰ひが立って『おあまり下さいませう』浪人—・って『あまらぬ』」〈咄・鹿の子餅〉
くすみ‐き・る
[動ラ四]「くすみ返る」に同じ。「山のふりさへ愛想なく、—・りたる松の下蔭」〈浄・鑓の権三〉
くす・む
[動マ五(四)] 1 黒ずんだ渋い色になる。または、すすけたようなさえない色になる。「—・んだ茶色」 2 目立たない地味なようすになる。「—・んだ存在」 3 生気を失う。もの思いに沈む。「暗く—...
くすり【薬】
1 病気や傷の治療のために、あるいは健康の保持・増進に効能があるものとして、飲んだり、塗ったり、注射したりするもの。医薬品。「胃の—」 2 殺虫剤・除草剤など、動植物に対して主に毒性を働かせるも...
くすり
[副]小さな声で、こっそりと笑うさま。ほんの少し笑うさま。「—と笑う」「—とさせられる小話」