くもら・す【曇らす】
[動サ五(四)] 1 太陽・月・空などを曇るようにする。「僕の涙で必ず月は—・して見せるから」〈紅葉・金色夜叉〉 2 透明の度合いや光り方などをにぶくさせる。「湯気が鏡を—・す」 3 心配や悲...
くもら・せる【曇らせる】
[動サ下一][文]くもら・す[サ下二]「曇らす」に同じ。「眉を—・せる」
くもらわ・し【曇らはし】
[形シク]曇っているようである。くすんでいる。「空の気色、—・しくをかしきに」〈更級〉
くも‐らん【蜘蛛蘭】
ラン科の多年草。暖地にみられ、樹幹に着生し、気根が四方に伸びる。葉がない。初夏、柄の先に白緑色の小花を総状に開く。
くもり【曇(り)】
1 雲で空が覆われている状態。気象用語としては雲量が9以上、視程1キロ以上で、降水や雷のない状態の天気をいう。 2 透明なものや光をよく反射するものなどが、曇ってぼんやりすること。また、その状態...
くもり‐がち【曇(り)勝ち】
[形動]曇ることが多いさま。曇りやすいさま。「—な天気が続く」「表情は—だった」
くもり‐ガラス【曇(り)ガラス】
⇒磨(す)りガラス
くもり‐ぐも【曇(り)雲】
層積雲の俗称。白または灰色の雲が塊をなしているもの。
くもり‐ごえ【曇(り)声】
はっきりしない声。また、涙などに曇った声。
くもり‐ぞら【曇(り)空】
雲におおわれていて、日のささない空。