ひね‐く・る【捻くる/拈くる】
[動ラ五(四)] 1 指先であちこちひねるようにする。さまざまにいじる。「ハンカチを—・る」 2 あれこれ理屈をつけて言いまわす。表現などに趣向をこらす。いろいろ考える。「—・った表現」 [...
ひにく・る【皮肉る】
[動ラ五(四)]《名詞「ひにく(皮肉)」の動詞化》皮肉を言う。「現代社会を—・った映画」 [可能]ひにくれる
ほと・びる【潤びる】
[動バ上一][文]ほと・ぶ[バ上二]水けを含んでふくれる。ふやける。「干した貝が水に—・びるように」〈鴎外・山椒大夫〉
ほん‐ざん【奔竄】
[名](スル)にげかくれること。「自ら甲兵を放棄して遠く—せしは」〈鉄腸・雪中梅〉
はれ【腫れ】
1 炎症・化膿(かのう)などで皮膚の一部がふくれること。「—が引く」 2 体組織中に水分がたまってむくむこと。浮腫(ふしゅ)。むくみ。
やり‐て【遣り手】
1 物事をする人。物事を行う人。「危険な仕事なので—がない」 2 物を与える人。物をくれる人。「—がいても、もらい手がない」 3 腕前のある人。敏腕家。「業界きっての—」 4 遊郭で客と遊女との...
や・る【遣る】
[動ラ五(四)] 1 そこへ行かせる。さしむける。送り届ける。「子供を大学へ—・る」「使いを—・る」「手紙を—・る」 2 漕(こ)いだり、走らせたりして進める。「車を—・る」 3 そちらへ向ける...
やさ‐ぐ・れる
[動ラ下一]《「やさぐれ」の動詞化》 1 家出する。宿無しの状態でふらふらする。 2 《「ぐれる」と混同したものか》すねる。ふくれる。また、無気力で投げやりになる。
よく・する【善くする/能くする】
[動サ変][文]よく・す[サ変] 1 十分に手落ちなくする。巧みに行う。「詩文を—・する」 2 することができる。なしうる。「これだけの仕事は素人の—・するところでない」 3 (「よくしたもので...
夢(ゆめ)の手枕(たまくら)
夢の中で恋しい人がしてくれる手枕。また、うたた寝に見る夢。非常にはかないことのたとえ。「逢ふさへ—」〈謡・絵馬〉