くろ‐ぼね【黒骨】
《「くろほね」とも》扇や中啓(ちゅうけい)などの黒く塗った骨。また、障子などの黒く塗った桟。
くろ‐ほろ【黒母衣】
鎧(よろい)の背につける母衣の黒いもの。
くろ‐ほろ【黒保呂】
矢羽根にする鷲(わし)の保呂羽(ほろば)の黒いもの。「二十四差いたる—の矢負ひ」〈平家・四〉
くろ‐ほん【黒本】
江戸中期、赤本に次いで、延享(1744〜1748)ころから青本とともに婦女子の間で流行した草双紙(くさぞうし)の一。黒い表紙で、歌舞伎・浄瑠璃のあらすじや英雄伝などを題材にした絵本。黒表紙。
クロボカン【Kerobokan】
インドネシア南部、バリ島南岸の海岸保養地。1960年代から賑わっていたクタやレギャンに続き、南側のスミニャックとともに、新たな観光地として注目されている。雑貨屋や家具店が多い。
くろぼ‐きん【黒穂菌】
担子菌類の一種。黒穂病を起こさせ、黒い胞子を飛散する。
くろ‐ぼく【黒ぼく】
1 腐植に富み、軽くて粘りけの乏しい黒色の土壌。火山灰土に多い。くろぼこ。 2 火山から噴出してできた多孔形の溶岩。関東では多く庭石として用いられる。
くろ‐ぼこ【黒ぼこ】
「黒ぼく」に同じ。
くろ‐ぼし【黒星】
1 黒く丸いしるし。黒丸。 2 相撲の星取り表で負けを表す黒い丸。転じて、負けること。失敗すること。⇔白星。 3 的(まと)の中央にある黒い丸。 4 《3から》ねらったところ。急所。図星。「今思...
くろぼし‐びょう【黒星病】
果実や葉に黒い斑点を生じる病害。ナシ・リンゴ・サツマイモやバラなどでみられ、ある種の糸状菌の寄生による。