くさり‐れんが【鎖連歌】
上の句(長句)と下の句(短句)を交互に詠み続けていく連歌。平安末期に短連歌から発展して長連歌となったころの呼び名。
くさ・る【腐る】
[動ラ五(四)] 1 細菌の作用で植物性・動物性のものが分解して変質する。食物などがいたむ。腐敗する。「魚が—・る」 2 からだの組織が破れ崩れる。うみただれる。「凍傷で指先が—・る」 3 木...
くさ・る【鏈る】
[動ラ四] 1 つながる。続く。「くちなはどもの…次第に—・りつらなりつつ」〈発心集・四〉 2 つなぎ合わせる。つなぐ。「神山の園の葵を—・りつつ」〈堀河百首〉
腐(くさ)る程(ほど)
使いきれないほど物がたくさんあるようすの形容。「金は—ある」
くされ【腐れ】
[名] 1 腐ること。また、腐ったもの。「—が出る」 2 気持ちがめいること。「気の—」 3 月経。「藪入りは—を抜いて願ふなり」〈柳多留・四〉
[感]《もしこれが偽りなら口が腐ってもよいの...
くされ‐あい【腐れ合い】
男女が、不倫な関係を結ぶこと。
くされ‐あ・う【腐れ合う】
[動ワ五(ハ四)]男女が不倫な関係を結ぶ。くさりあう。「長い間—・った二人の仲は」〈秋声・爛〉
くされ‐いち【腐れ市】
1 廃物・がらくたなどを売買する市。 2 ⇒べったら市(いち)
くされ‐えん【腐れ縁】
離れようとしても離れられない関係。好ましくない関係を批判的・自嘲的にいう。くさりえん。
くされ‐がね【腐れ金】
1 取るに足りない、ほんの少しの金銭。はした金(がね)。目腐れ金。 2 不正な手段で得た金。悪銭(あくせん)。