あお‐しぐれ【青時雨】
青葉の木立から落ちる水滴を、時雨に見立てた語。《季 夏》
あき‐しぐれ【秋時雨】
秋の末に降るしぐれ。《季 秋》「—いつもの親子すずめかな/万太郎」
あけ‐ぐれ【明け暗れ】
夜が明けきる前の、薄暗い時分。未明。「さやかならぬ—のほど」〈源・野分〉
うす‐ぐれ【薄暮れ】
夕方、薄暗くなる時分。薄暮(はくぼ)。夕暮れ。
おお‐ぐれ【大暮れ】
年の暮れ。おおみそか。「九月の節句過ぎより—までは遠い事のやうに思ひ」〈浮・胸算用・三〉
かた‐しぐれ【片時雨】
空の一方では時雨が降りながら、一方では晴れていること。《季 冬》
カラ‐グレ
「カラーグレーディング」の略。
きた‐しぐれ【北時雨】
北の方から降ってくる時雨。《季 冬》
きたやま‐しぐれ【北山時雨】
1 京都の北山の方から降り渡る時雨。 2 「北山3㋐」に同じ。「あいつおれには—だよ」〈滑・浮世床・二〉 3 「北山3㋒」に同じ。「どうやら腹も—」〈滑・旧観帖・初〉
き‐まぐれ【気紛れ】
[名・形動] 1 気が変わりやすいこと。その時々の思いつきや気分で行動すること。また、そのさま。「—な性格」「—に習い事を始める」 2 物事の変わりやすいこと。また、そのさま。「—な秋の空」