ぐん‐こく【軍国】
1 軍隊と国家。軍事と国事。 2 戦争をしている国。 3 軍事を重視し、国政の中心としている国家。
ぐんこく‐しゅぎ【軍国主義】
軍事力の強化が国民生活の中で最高の地位を占め、政治・経済・文化・教育などすべての生活領域をこれに従属させようとする思想や社会体制。ミリタリズム。
ぐんこく‐せい【郡国制】
中国、漢代の地方行政制度。同族・功臣を分封した国を置き、直轄地には郡県を設けるという、封建・郡県併用の地方制度。
ぐん‐こん【群婚】
複数の男子が互いに対等の資格で複数の女子と婚姻する形態。原始社会に行われた人類最初の婚姻形態といわれる。集団婚。
ぐんさん‐ふくごうたい【軍産複合体】
第二次大戦後、米国のアイゼンハワーが用いた言葉で、軍部とある産業とが結びつき、国内の産業経済に大きな影響を及ぼしている体制のこと。MIC(military-industrial complex)。
ぐん‐ざい【軍財】
軍部と財界。「—抱合」
ぐんざい‐ほうごう【軍財抱合】
⇒抱合財政
ぐん‐ざん【群山】
群がり連なる山々。むらやま。
ぐん‐し【軍使】
交戦中に、交渉のため敵軍に派遣される者。戦時国際法規は、目印として白旗を掲げ、相手はこれを攻撃してはならないと定める。
ぐん‐し【軍師】
1 大将のもとで、作戦・計略を考えめぐらす人。軍の参謀。 2 策略の巧みな人。策士。「彼はなかなかの—だ」