けがき‐ふで【毛描(き)筆】
毛描き用の穂先の細い筆。
けが・し【汚し/穢し】
[形シク]けがらわしい。きたならしい。「年経(ふ)れば—・しきみぞに落ちぶれて濡れしほどけぬいとほしの身や」〈夫木・三六〉
けが・す【汚す/穢す】
[動サ五(四)] 1 大切なもの、清らかなものをよごす。「美しい心を—・す行為」「聖地を—・す」 2 恥ずべき行為などをして名誉・誇りを傷つける。「名を—・す」 3 能力、身の程を越えた地位につ...
けが‐な【怪我な】
[連語](下に打消しの語を伴って用いる)間違っても。全然。けがにも。「—にっこりともせず」〈浄・女夫池〉
け‐がに【毛蟹】
クリガニ科の海産のカニ。甲は丸みを帯びた四角形。甲長約10センチ。橙(だいだい)色の体全体に長い剛毛が生えている。北海道以北に分布。肉は美味で食用。おおくりがに。
けが‐にも【怪我にも】
[連語]「怪我(けが)な」に同じ。「那麼(あんな)御気性だから、—仰有(おっしゃ)りはしないけれども」〈鏡花・湯島詣〉
けが‐にん【怪我人】
けがをした人。負傷者。
怪我(けが)の功名(こうみょう)
過失と思われたこと、なにげなしにやった事が、意外によい結果になること。
毛(け)の生(は)えた
それよりはほんの少しまさっていることのたとえ。「素人(しろうと)に—くらいの芸」
けが‐まけ【怪我負け】
負けるはずがない者が何のはずみで負けること。