けし‐か・く【嗾く】
[動カ下二]「けしかける」の文語形。
けし‐か・ける【嗾ける】
[動カ下一][文]けしか・く[カ下二]《「けしけし」と声をかけるの意》 1 勢いづけて相手を攻撃させる。「犬を—・ける」 2 相手をおだてあげて自分の思うとおりのことをさせる。そそのかす。「幹事...
けし‐かす【消し滓】
消しゴムを使った後に出る、かす。
けしから◦ず【怪しからず】
[連語]《形容詞「け(怪)し」の未然形+打消しの助動詞「ず」》 1 特に何ということもない。たいしたことがない。「世の中のかくはかなければ、—◦ぬ童(わらはべ)の行く先思ひやられて」〈宇津保・春...
けしから◦ぬ【怪しからぬ】
[連語]⇒けしからん
けしから◦ん【怪しからん】
[連語]《形容詞「け(怪)し」の未然形に打消しの助動詞「ぬ」の付いた「けしからぬ」の音変化》道理にはずれていて、はなはだよくない。不届きだ。「うそをつくとは—◦ん」
けしかる【怪しかる】
《形容詞「け(怪)し」の連体形》 1 えたいの知れない。異様な。「内にはいつしか—者など住みつきて」〈増鏡・むら時雨〉 2 変わっていておもしろい。「これも—わざかなとて、御衣(おんぞ)脱ぎて被...