よば・う【呼ばう/喚ばう】
[動ワ五(ハ四)]《動詞「よ(呼)ぶ」の未然形+接尾語「ふ」から》 1 呼びつづける。何回も呼ぶ。「『行徳!』と—・って入って来て勝手口へ荷をおろす出入の魚屋の声も」〈藤村・桜の実の熟する時〉 ...
いい‐つ・く【言ひ付く】
[動カ四] 1 言葉をかける。言い寄る。「心かけて侍りけれど—・かむ方もなくつれなきさまに見えければ」〈後撰・恋二・詞書〉 2 男女が親しい間柄になる。「その武蔵なむ後は返り事はして—・きにけ...
ぞく【続〔續〕】
[音]ゾク(呉) ショク(漢) [訓]つづく つづける [学習漢字]4年 〈ゾク〉とぎれないで引きつづく。つづける。「続行・続出・続続・続編/永続・勤続・継続・後続・持続・接続・相続・存続・断...
いい‐か・ける【言(い)掛ける】
[動カ下一][文]いひか・く[カ下二] 1 言い出そうとする。話し始めて、途中でやめる。言いさしにする。「結論を—・けたまま別の話に転じてしまう」 2 言葉をかける。「悪口雑言を—・けられて」〈...
うえ‐つ・ける【植(え)付ける】
[動カ下一][文]うゑつ・く[カ下二] 1 位置を決めて植物を植えて根づくようにする。特に、稲の苗を田に植える。「キャベツの苗を—・ける」 2 印象や考えなどを心にしっかり刻みつける。「公徳心を...
埒(らち)を明(あ)・ける
物事にきまりをつける。かたをつける。「いちかばちかの—・けるために」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉
ゆり‐わ・ける【揺り分ける】
[動カ下一][文]ゆりわ・く[カ下二] 1 水中で物を揺り動かしながら不用なものを流し去る。「砂金を—・ける」 2 いるものと不用のものを選び分ける。「アズキを—・ける」
穴(あな)をあ・ける
1 金を使い込む。欠損を生じさせる。「家計に—・ける」 2 事故などで事の進行に支障をきたし、空白をつくる。「舞台に—・ける」「文集のページに—・ける」
ちいき‐たいこく【地域大国】
世界の一定の地域内で相対的に大きな影響力を持つ国。ユーラシアにおけるロシア・中国・インド、北アフリカにおけるエジプト、中南米におけるブラジル・メキシコなど。
たわ・る【戯る】
[動ラ下二] 1 遊び興じる。遊びたわむれる。「秋くれば野べに—・るる女郎花(をみなへし)いづれの人か摘までみるべき」〈古今・雑体〉 2 みだらな行為をする。「人皆のかく迷(まと)へればうちしな...