けら‐くび【螻蛄首】
1 槍(やり)の穂と柄とが接する部分。しおくび。 2 日本建築の継ぎ手・仕口で、差し込み部分の先を大きくし、途中をくびらせて抜けないようにしたもの。 3 茶の湯で用いる柄杓(ひしゃく)の、柄と合...
けら‐けら
[副]かん高い声を出して笑うさま。「人をあざけるように—(と)笑う」
けら‐げい【螻蛄芸】
「螻蛄才(けらざい)」に同じ。
けら‐ざい【螻蛄才】
《螻蛄には飛ぶ、登る、潜る、掘る、走るの五つの能力があるが、どれ一つとして卓越したものがないところから》多芸多才でありながら、どれも中途半端であること。また、そのような役に立たない才能。螻蛄芸。
け◦らし
[連語]《過去の助動詞「けり」の連体形に推量の助動詞「らし」の付いた「けるらし」の音変化》 1 確実な根拠に基づいて、過去の動作・状態を推量する意を表す。「我妹子(わぎもこ)は常世(とこよ)の国...
ケラチン【(ドイツ)Keratin】
硫黄を含んだたんぱく質。毛髪・つめ・角・羽毛などの主成分。
けら‐つつき【啄木鳥】
キツツキの別名。
ケラニヤ【Kelaniya】
スリランカ南西部の町。旧首都コロンボの北東約10キロメートル、ケラニヤ川沿いに位置する。かつて釈迦(しゃか)が訪れたとされるマハーラジャビハーラがあり、仏教の聖地として知られる。キャラニヤ。
螻蛄(けら)の水渡(みずわた)り
まねをしてもやり遂げられないことのたとえ。また、初めは熱心だが、途中でやめてしまうことのたとえ。おけらの水渡り。
螻蛄(けら)腹立(はらた)つれば鶫(つぐみ)喜(よろこ)ぶ
《ツグミを捕らえるのにケラをえさにするところから》一方が怒れば他方が喜ぶ。両者の利害が相反することのたとえ。