げいし【鯨志】
江戸中期の動物学書。1巻。梶取屋(かんとりや)治右衛門(山瀬春政)著。宝暦8年(1758)成立。同10年刊。鯨の名義と用途などを、挿絵入りで古来からの伝聞と実地の観察の両面から論じたもの。
げいしこう【鯨史稿】
江戸後期の動物学書。6巻。大槻平泉(清準)著。文化・文政年間(1804〜1830)ごろ成立。鯨の名義・種類や、捕鯨業の実情などを論じたもの。図解も多く、記述は具体的である。
げい‐しゃ【芸者】
1 歌舞・音曲を行って酒宴の席に興を添えることを職業とする女性。芸妓(げいぎ)。 2 遊芸に秀でている者。「あの者は隠れもなき音曲の—に御座候」〈浮・桜陰比事・二〉 3 芸能を職業とする者。役者...
げい‐しゃ【迎車】
タクシーが客を迎えに行くこと。また、そのときの表示。空車ではないことを明示する。→実車 →空車
げい‐しゅ【黥首】
罪人の額に入れ墨をする刑罰。
げい‐しゅう【芸州】
安芸(あき)の異称。
げい‐しゅん【迎春】
新春を迎えること。新年を迎えること。年頭のあいさつの言葉として、年賀状などに用いられる。《季 新年》
げいしゅん‐か【迎春花】
オウバイ(黄梅)の漢名。《季 春》
げい‐しょう【霓裳】
《「霓」は虹のこと》 1 虹のように美しい裳(も)。 2 「霓裳羽衣(うい)2」の略。
げいしょう‐うい【霓裳羽衣】
1 虹のように美しい裳(も)と羽衣(はごろも)。天人や仙女などの着る衣。 2 唐の玄宗が、夢の中で見た天上の月宮殿での天人の舞楽にならって作ったと伝えられる楽曲。霓裳羽衣の曲。