げんしゅく‐しゅぎ【厳粛主義】
原理・原則・法則をきわめて厳格に尊重し、守る立場。感情・欲望を抑え、理性の義務命令に従って禁欲的生活を実践することを道徳の基とする立場。カント哲学、ストア学派の倫理説が代表的。厳格主義。リゴリズム。
げんしゅ‐せい【元首政】
古代ローマで、オクタビアヌスによって確立された帝政初期の政体。共和制の伝統を尊重した帝政で、皇帝はプリンケプス(第一の市民、元首)として統治した。3世紀ごろまで続き、専制君主政に移行。元首政治。...
げん‐しゅつ【幻出】
[名](スル)まぼろしのように現れること。また、ぼんやりと出現させること。「こはわが…驚怖の—する所なるか」〈鴎外訳・即興詩人〉
げん‐しゅつ【現出】
[名](スル)実際にあらわれ出ること。また、実際にあらわし出すこと。出現。
げんしゅのぼうはん【元首の謀叛】
中村正䡄の長編小説。1970年代の東西ドイツを舞台とした作品。昭和55年(1980)刊行。同年、第84回直木賞受賞。
げん‐しゅん【厳峻】
[名・形動]おごそかできびしいこと。また、そのさま。峻厳。「言語は明晰で宣告は—だ」〈露伴・付焼刃〉
げん‐しょ【原初】
物事のいちばん初め。「—形態」
げん‐しょ【原書】
1 翻訳書・書写本などに対して、そのもとになっている書物。原本。 2 外国の文字で書かれている書物。特に欧米の書物。洋書。
げん‐しょ【厳暑】
きびしい暑さ。酷暑。
げん‐しょう【元宵】
陰暦正月15日の夜。元夕(げんせき)。《季 新年》