こ‐おもて【小面】
能面の一。あどけなさを残した、かれんな若い女の面。女面の代表的なもので、「井筒」「熊野(ゆや)」など三番目物に多く用いる。
コオラウ‐さんみゃく【コオラウ山脈】
《Koolau Range》米国ハワイ州、オアフ島東部の山脈。最高点の標高960メートル。かつての楯状火山が浸食されて残ったものであり、山麓には州都ホノルル、カイルア、カネオヘなどの町がある。
こおり【氷/凍り】
1 水が固体状態になったもの。1気圧のもとではセ氏0度以下で固体化する。比重0.917。《季 冬》「歯豁(あらは)に筆の—を噛む夜哉/蕪村」 2 冷たいものや鋭いもののたとえ。「—の刃(やいば)...
こおり【郡】
律令制で、国の下に位置する地方行政区画。里・郷・村を包括するもの。→郡(ぐん)
こおり‐あずき【氷小豆】
小豆あんに削り氷をかけた食べ物。金時。《季 夏》
こおり‐あられ【氷霰】
雪霰(ゆきあられ)が芯(しん)となり、外側に氷の層ができた、透明または半透明の固い粒。直径5ミリ未満のものをいう。→霰
こおり‐うめ【氷梅】
染め模様の名。氷の割れ目を全体に描き、ところどころに梅の花を散らしたもの。
こおり‐えいせい【氷衛星】
大量の氷で表層が覆われた衛星。木星、天王星、海王星などの外惑星の衛星に見られる。氷は、水のほか、アンモニア、メタンが含まれる。なかには氷火山といった特有の現象が観測された衛星もある。
こおり‐かざん【氷火山】
溶岩ではなく低温の氷などを噴出する地形。水、アンモニア、メタンなどを含む液体と固体が入り混じった物質を噴出し、そのエネルギー源は、近傍の天体が及ぼす潮汐力であると考えられている。地球では見られず...
こおり‐がけ【氷掛(け)】
コンペイトーの製法。菓子種に氷蜜をかけ、熱した銅板の上を転がして蜜を乾燥させ、全面に小さな角をつくる。