こづき‐えび【小突き蝦】
ゆでて干し、軽くたたいて皮を取り去った小さいえび。
こづき‐だ・す【小突き出す/小衝き出す】
[動サ五(四)] 1 こづいて外へ追い出す。「雨の中へ—・される」 2 言い出す。言い出す人をののしっていう。「覚悟して念仏でも—・せ」〈浄・亀山噺〉
こづき‐まわ・す【小突き回す/小衝き回す】
[動サ五(四)] 1 相手のからだをつついたり、上体をつかんで揺すったりする。「数人に囲まれて—・された」 2 しつこくいじめる。意地悪くして苦しめる。「会議でなんだかんだと—・された」
こ‐づ・く【小突く/小衝く】
[動カ五(四)] 1 相手のからだを指先などでちょっと突く。また、おさえて揺する。「ひじで—・く」 2 いじめて苦しめる。「嫁を—・いてばかりいる」 3 釣りで、えさを水底で小刻みに動かす。
こ‐づくり【小作り】
[名・形動] 1 作りが小さいこと。「—なしゃれた家」⇔大作り。 2 からだつき全体が小さいこと。小柄。「—な男」⇔大作り。
こ‐づくり【木造り/木作り】
木で物をつくること。材木をひいて適宜の用材に仕立てること。また、その人。きどり。「わづかに、地蔵の—ばかりをし奉りて、彩色、瓔珞(やうらく)をばえせず」〈宇治拾遺・三〉
こ‐づくり【子作り】
[名](スル)夫婦などが子をつくること。妊娠を目的に性交すること。
こづくり‐はじめ【木造り初め】
「手斧始(ちょうなはじ)め」に同じ。
こ‐づけ【子付け】
魚の刺身に、その卵をまぶした料理。子付け膾(なます)。
こ‐づけ【小付け】
1 大きい荷物の上に、さらにつける小さい荷物。「銭差、合羽、…下駄袋の類は本馬一駄乗りにかぎり貫目外の—とすることを許されていた」〈藤村・夜明け前〉 2 重い負担のある上に、さらに負担を添えるこ...