コトヌー【Cotonou】
ベナン南部の港湾都市。大西洋に面する。同国の経済・文化の中心地。憲法上の首都ポルトノボの代わりに行政機能の多くがコトヌーに置かれている。ラッカセイ・綿花・ヤシ油などの農産物のほか、内陸国ニジェー...
こ‐との【故殿】
亡くなった貴人の男性。亡き殿。前(さき)の殿。「—のおはしまさましかば、と思ひ給へらるること多くこそ」〈源・竹河〉
こと‐の‐お【琴の緒】
琴に張る弦。琴の糸。
琴(こと)の緒(お)絶(た)・ゆ
《中国の春秋時代、琴の名人伯牙(はくが)が、友人の鍾子期(しょうしき)が死んだとき、もはや自分の琴を理解する者がいないと言って琴の緒を絶ち、生涯琴を弾かなかったという「呂氏春秋」本味の故事から》...
こと‐の‐きこえ【事の聞こえ】
ある事についてのうわさ。評判。とりざた。「さて宮の内には—有るべければ」〈栄花・浦々の別〉
こと‐の‐くみ【琴の組/箏の組】
箏(こと)の組歌。「—などは上代のままにて」〈鶉衣・音曲説〉
こと‐の‐こころ【事の心】
1 事の意味や趣意。「神代には、歌の文字も定まらず素直にして、—分きがたかりけらし」〈古今・仮名序〉 2 内情。事情。「この—知れる人、女房の中にもあらむかし」〈源・柏木〉
こと‐の‐さま【事の様】
事のようす。状態。事情。「さまで心とどむべき—にもあらず」〈源・夕顔〉
こと‐の‐たより【事の便り】
1 物事のついで。「—に都を聞けば」〈方丈記〉 2 何かにつけてのよりどころ。便宜。「—を賜はせてはぐくみ顧みさせ給ふほどに」〈栄花・疑ひ〉
こと‐の‐ついで【事の序で】
何かの機会。何かの折。「—に聞いておこう」