このは‐てんぐ【木の葉天狗】
1 威力のない小さい天狗。こっぱてんぐ。「いかに—たち、疾(と)う疾う出でられ候へ」〈謡・鞍馬天狗〉 2 風に舞い散る木の葉を、空を自在に飛び回る天狗にたとえた語。「時雨にも化くるは—かな」〈鷹...
このはとり‐づき【木の葉採(り)月】
《「蚕にやる桑の葉を摘み取る月」の意から》陰暦4月の異称。《季 夏》
このは‐どり【木の葉鳥】
スズメ目コノハドリ科の鳥の総称。14種が熱帯アジアの樹林にすみ、雄の羽色は青・緑・黄色などで黒や橙(だいだい)色の斑紋がある。
このは‐どん【木の葉丼】
薄く切ったかまぼこをネギなどとともに卵でとじて、どんぶり飯の上にかけた料理。
こ‐の‐はな【木の花】
木に咲く花。特に、桜の花や梅の花。
この‐はな【此の花】
1 《「古今集」仮名序に見える歌「難波津に咲くやこの花冬ごもり今は春べと咲くやこの花」から》梅の花の別名。 2 《元稹(げんしん)「菊花」詩「是の花の中偏(ひとえ)に菊を愛するにあらず、此の花開...
このはな【此花】
大阪市西部の区名。工業地区。名は、古今集の「難波津に咲くやこの花」の歌による。
このはな‐く【此花区】
⇒此花
このはなのさくや‐びめ【木花開耶姫/木花之佐久夜毘売】
日本神話にみえる女神。大山祇神(おおやまつみのかみ)の娘。天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の妃。火照命(ほでりのみこと)・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)・火明命(ほのあかりのみこと)の母。富...
このはな‐どおり【此花通り】
大阪市此花区内を東西に走る道路の呼び名。南側を正蓮寺川が平行して流れる。