ゆき‐むかえ【雪迎え】
晩秋の小春日和の日に、糸をつけた子蜘蛛が空を飛ぶ現象。このあと雪が降ることが多いところからいう。山形県米沢盆地などでみられる。
ゆく‐さ【行くさ】
行く時。行きがけ。「—には二人我が見しこの崎をひとり過ぐれば心悲しも」〈万・四五〇〉
ゆく‐すえ【行く末】
1 これから先のなりゆき。前途。将来。行く先。「子供の—を心配する」 2 進んで行く道の果て。行く手。「流れ出づる涙の川の—はつひに近江の海とたのまむ」〈後撰・恋五〉 3 余命。老いさき。「—短...
ゆくもかえるも‐の‐せき【行くも帰るもの関】
《後撰集の「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂(おうさか)の関」から》近江国の逢坂の関の異称。
ゆざ【遊佐】
山形県飽海(あくみ)郡の地名。庄内平野の北部に位置する。小正月行事のあまはげは、ユネスコの無形文化遺産。
ユセフデイ‐モスク
《Mosquée Youssef Dey》チュニジアの首都チュニスの旧市街にあるイスラム寺院。17世紀、オスマン帝国の太守ユセフ=デイの時代に建造。このモスクやジトゥナモスクを含む旧市街は、19...
ゆ‐ぜつ【愉絶】
この上もなく愉快なこと。
ユソ‐しゅうどういん【ユソ修道院】
《Monasterio de Yuso》スペイン北部、カルデナス川に臨む丘の下に建てられた修道院。6世紀にこの地で修行した聖ミジャンにちなむ。11世紀に創建され、のちに16世紀から18世紀にかけ...
ユダ【Judah】
イスラエル十二部族の一。族長ヤコブの12人の息子の一人ユダを祖とする。のち、この部族からダビデが出て統一王国を建設。
ゆ‐ばたけ【湯畑】
群馬県吾妻(あがつま)郡草津町の中央に湧き出る源泉。広さ約1600平方メートル、湧出量は毎分約4600リットル。温度はセ氏約60度。7本の木樋(もくひ)を通して温度を下げ、湯の花を取る。また、一...