あ‐うん【阿吽/阿呍】
《梵語のaとhūṃの音写。「阿」は口を開いて出す音声、「吽」は口を閉じて出す音声》 1 梵字の12字母の、初めにある阿と終わりにある吽。密教では、この2字を万物の初めと終わりを象徴するものとし、...
あら‐うち【荒打ち】
[名](スル)土蔵などの壁を作るのに、まず荒木田土(あらきだつち)と苆(すさ)とをまぜたものを木舞(こまい)の間に塗りつけ、壁の下地を作ること。
うしろ‐ざま【後ろ様】
1 後ろの方。「危急の場合ではあり、—ではあるし、的は外れて」〈嶺雲・明治叛臣伝〉 2 後ろ向き。「獅子、狛犬(こまいぬ)、背きて—に立ちたりければ」〈徒然・二三六〉
えつり【桟】
1 茅(かや)・わらなどで葺(ふ)く屋根の下地として、垂木(たるき)の上に並べ敷いた細い竹やアシなど。瓦(かわら)葺きなどの屋根下地にもいう。 2 壁の下地に組んだり、土蔵の柱の外側に渡した板に...
えんぎらく【延喜楽】
雅楽の舞曲。高麗楽(こまがく)の一。高麗壱越(こまいちこつ)調の中曲。四人舞。延喜年間(901〜923)の作といい、万歳楽の答舞としてめでたいときに舞う。花栄楽。
かべ【壁】
1 建物の外周の部分。また、部屋などを仕切るもの。木舞(こまい)を芯に練った土を塗ったり、板を張ったり、石・煉瓦(れんが)を積んだりして作る。 2 前進を阻むもの。進展の妨げとなるもの。障害。「...
から‐いぬ【唐犬】
中国産の犬。また、舶来の犬。こまいぬ。
から‐の‐いぬ【唐の犬】
舶来の犬。また、狛犬(こまいぬ)。「あれほど—に似候ひなん上は」〈徒然・一二五〉
かんすいらく【酣酔楽】
雅楽。高麗楽(こまがく)。高麗壱越(こまいちこつ)調の中曲。元来は舞曲であったが、近世になって舞も楽も廃絶。
キタサマイシン【Kitasamycin】
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