ごう‐おく【剛臆】
《古くは「こうおく」とも》剛勇と臆病。「大男の—は知らねども、よそより見けるには、あはれ大将かなとぞおぼえける」〈平治・上〉
ごう‐おん【号音】
信号や合図の音。
ごう‐おん【合音】
1 室町時代の日本語で、オウ・コウ・ケウなどが長音化した場合の母音。[oː]で表す。⇔開音(かいおん)。 2 ⇒結合音(けつごうおん)
ごう‐おん【轟音】
とどろきわたる音。大きく鳴り響く音。「列車の—」
こう‐か【劫火】
《「ごうか」とも》仏語。世界が破滅する壊劫(えこう)の終末に起こり、世界を焼き尽くしてしまう大火。
ごう‐か【号火】
合図の火。のろし。
ごう‐か【劫火】
⇒こうか(劫火)
ごう‐か【業火】
1 悪業が身を滅ぼすことを火にたとえていう語。 2 地獄の罪人を苦しめる猛火。激しい炎や大火のたとえにもいう。「—の責め苦」
ごう‐か【業果】
仏語。業による報い。業報。⇔業因。
ごう‐か【豪家】
財産の多い家。その地方で勢力のある家。「土地の—の出身」