うれい‐ごと【憂い事/愁い事】
1 心配事。悲しいこと。 2 歌舞伎などで、登場人物が悲しみや嘆きを表す演技。また、その場面。愁嘆場(しゅうたんば)。
きれい‐ごと【綺麗事】
1 実情にそぐわない、体裁ばかりを整えた事柄。「もはや—では済まされない」「—を並べる」 2 手際よく美しく仕上げること。「—でなくってはいけねえから、折角骨を折って詰めさせたに」〈滑・八笑人・初〉
のろい‐ごと【呪ひ言】
のろいをこめた言葉。「人の—は負ふものにやあらむ」〈伊勢・九六〉
いわい‐ごと【祝(い)言】
幸福を祈願する言葉。また、慶事をことほぐ言葉。
いわい‐ごと【祝(い)事】
めでたいこと。慶事。
きょうおう‐ごと【饗応言】
もてなしの言葉。また、機嫌をとる言葉。「種々の—云ひければ」〈盛衰記・二二〉
さるごう‐ごと【猿楽言】
おどけた口のきき方。こっけいな言葉。じょうだん。「日一日、ただ—をのみし給ふほどに」〈枕・一〇四〉
しりゅう‐ごと【後言】
《「しりえ(後方)ごと」の音変化》その人のいない所でうわさをすること。陰口。しりうごと。「折々聞こえさせ給ふなる御—をも、喜び聞こえ給ふめる」〈源・蜻蛉〉
たいしょう‐ごと【大正琴】
大正初期、名古屋の森田伍郎が考案した弦楽器。長さ約60センチ、幅約15センチの木製の胴に金属弦2本を張り、音階を表示した丸い鍵(けん)をつけたもの。左指で鍵を押さえ、右手の義甲で弾く。その後、3...
しりう‐ごと【後言】
⇒しりゅうごと