ふか‐みず【深水】
切り花を長持ちさせる方法の一。花が水につからないよう紙でくるむなどして、茎をたっぷりの水に1時間ほどつけるもの。水を吸い上げにくい植物に用いる。→湯揚げ
ふか‐みどり【深緑】
濃い緑色。濃緑色。しんりょく。「—の淵」
ふか‐みる【深海松】
海底深く生えている海藻。「いくりにそ—生ふる」〈万・一三五〉
ふかみる‐の【深海松の】
[枕]同音の「深む」または「見る」にかかる。「なびき寝し児(こ)を—深めて思へど」〈万・一三五〉 「—見まく欲しけど」〈万・九四六〉
ふか・む【深む】
[動マ五(四)]深くなる。深まる。「—・みゆく夜の闇」 [動マ下二]「ふかめる」の文語形。
ふか‐むし【深蒸(し)】
⇒深蒸し茶
ふかむし‐ちゃ【深蒸(し)茶】
チャの葉を蒸す工程で、普通より長時間蒸した緑茶。濃い色と味わいが特徴。
ふか‐むらさき【深紫】
濃い紫色。濃紫(こむらさき)。
ふか‐め【深め】
[名・形動]いくぶん深いと感じられること。また、そのさま。「—な(の)皿」
ふか・める【深める】
[動マ下一][文]ふか・む[マ下二] 1 物事の程度を深くする。「親睦(しんぼく)を—・める」「改めて認識を—・める」 2 心に深く思う。「深海松(ふかみる)の—・めし児らを」〈万・三三〇二〉