ごう‐ふう【業風】
地獄で吹くという大暴風。地獄に堕(お)ちた衆生(しゅじょう)の悪業に感じて吹くとされる。
ごう‐ふく【剛愎】
[名・形動]頑固で人に従わないこと。意地っ張りで気が強いこと。また、そのさま。「負けじ魂の強い—な彼に」〈野上・迷路〉
ごう‐ふく【剛腹】
[名・形動]度量が大きく、こせこせしないこと。大胆でものおじしないこと。また、そのさま。ふとっぱら。「—な男」
ごう‐ぶく【降伏】
[名](スル)神仏の力や法力によって悪魔や敵を防ぎおさえること。調伏(ちょうぶく)。「怨霊(おんりょう)を—する」 [補説]「こうふく」と読めば別語。
ごうぶく‐ほう【降伏法】
密教の5種護摩の一。五大明王を本尊として、悪魔・外道(げどう)・怨敵(おんてき)などを鎮めるために行う修法。調伏法(ちょうぶくほう)。
ごう‐ぶち【格縁】
格天井(ごうてんじょう)の格間(ごうま)を仕切る木材。
ごう‐ぶん【合文】
山田孝雄の文法論で、文を構造上から分類したものの一。複文の一つで、上の句が接続助詞を伴って条件となり下の句が帰結となる文。「水清ければ、魚すまず」の類。
ごう‐べん【合弁/合辦】
外国資本と国内資本が提携して共同で事業を経営すること。
ごう‐べん【合弁/合瓣】
花弁が合着していること。⇔離弁。
ごうべん‐か【合弁花】
花弁が一部または全部つながっている花。管状花・舌状花・鐘形花・唇形花などが含まれる。⇔離弁花。