さい‐はじ・ける【才弾ける】
[動カ下一]小利口で生意気である。また、利口で機転がよくきく。「幼いときから—・けていた子」
さいは‐たい【砕波帯】
沖からの波が崩れ始める位置から汀線(ていせん)までの海域。磯波帯。
さい‐はっけん【再発見】
[名](スル)それまで気付かなかったそのもののよさを、あらためて認識すること。「日本文化を—する」
さい‐はつ【再発】
[名](スル) 1 おさまっていた病気がもう一度起こること。さいほつ。「—のおそれのある病気」「がんが—する」 2 同じような事態がまた発生すること。さいほつ。「事故の—を防止する」「事件が—す...
さい‐はて【最果て】
1 これより先はないという端。特に、陸地や国の中央から最も離れた所。「—の地」 2 最もあと。最後。「—の車に侍らむ人は、いかでか疾くは参り侍らむ」〈能因本枕・二五六〉 [補説]書名別項。→さい果て
さいはて【さい果て】
津村節子の短編小説、および同作を表題作とする連作小説集。作品は、昭和39年(1964)に「新潮」誌に掲載され、第11回新潮社同人雑誌賞を受賞。小説集は昭和47年(1972)の刊行で、芥川賞受賞作...
賽(さい)は投(な)げられた
《(ラテン)Alea jacta est》事ここに至ったうえは、結果はどうなろうとも断行するほかはない。 [補説]カエサルが、軍を率いてルビコン川を渡るときに言ったといわれる言葉。
さいわい‐びと【幸ひ人】
幸せな人。幸運な人。特に、高貴な人の寵愛を受けている人。「世のことぐさにて、明石の尼君とぞ、—に言ひける」〈源・若菜下〉
さい‐わ・う【幸ふ】
[動ハ四]《「さきわ(幸)う」の音変化》幸運にめぐりあう。栄える。特に、女性が結婚をして幸せになる。「御娘八人おはしき。みなとりどりに—・ひ給へり」〈平家・一〉
さい‐はん【再犯】
1 再び罪を犯すこと。 2 懲役に処せられた者が、その執行を終わり、または執行の免除のあった日から5年以内に罪を犯し、有期懲役に処せられること。刑が加重される。→初犯 →累犯