さき‐ばこ【先箱】
江戸時代、大名などの行列で、正服を入れ、先頭の者に担がせた挟み箱。⇔後箱(あとばこ)。
さき‐ばしり【先走り】
[名](スル) 1 先に立って走ること。他に先んじて物事をすること。「企画だけが—する」「気持ちだけが—する」 2 先のことを独り決めして、他人より先に行動すること。「気を回して—する」 3 野...
さき‐ばし・る【先走る】
[動ラ五(四)] 1 先に立って走る。転じて、他より先に物事をする。「全国に—・って売り出す」 2 他に先んじようとして、独りよがりの判断をする。他を出し抜いて、かってに行動する。「—・った考え...
さき‐ばら【先腹】
1 先妻が産んだ子。⇔後腹(あとばら)。 2 主君の死に先んじて切腹すること。⇔追い腹。「—切って死出の山路の案内せん」〈浮・伝来記・一〉
さき‐ばらい【先払い】
1 品物を受け取る前に、代金を支払うこと。前払い。⇔後払(あとばら)い。 2 荷物の運賃、郵便料金を受取人が支払う方法。着払い。向こう払い。 3 貴人が通行するとき、前方の通行人を追い払うこと。...
さきばらい‐うんちん【先払い運賃】
荷物の到着先で支払う運賃。向こう払い運賃。着払い。
さきひづけ‐こぎって【先日付小切手】
実際に振り出す日よりも将来の日付を振出日として記載した小切手。先付(さきづけ)小切手。
さき‐び【先火/前火】
葬列の先頭に立って、たいまつの火を掲げて先導すること。また、その人。先松明(さきたいまつ)。主に近畿地方でいう。
さき‐ふりこみ【先振(り)込み】
通信販売やネットオークションなどで、購入者が代金の振り込みを先に行い、その後で商品やサービスを受け取ること。先振り。前振り込み。前振り。
さき‐ぶと【先太】
[名・形動]先端がもとの方よりも太いこと。また、そのさまや、そのもの。「—な(の)棒」⇔先細。