こし【輿】
1 人を乗せる、屋形の下に2本の轅(ながえ)をつけた乗り物。轅を肩に担ぐ輦(れん)と、腰の辺りにささげ持つ手輿(たごし)に大別され、身分の上下によって、鳳輦(ほうれん)・葱花輦(そうかれん)・四...
こま‐ひき【駒牽き/駒引き】
《「こまびき」とも》 1 馬を引くこと。また、その者。 2 平安時代、毎年4月に、天皇が群臣とともに武徳殿において、馬寮(めりょう)の馬を御覧になる儀式。5月の騎射に備えたもの。 3 平安時代、...
ご‐とう【御灯】
1 神仏・貴人などの前にともす灯火。みあかし。 2 陰暦3月3日と9月3日に天皇が北辰(北極星)に灯火をささげる儀式。また、その灯火。みとう。「三月には三日の御節句、—、曲水の宴」〈太平記・二四〉
言葉(ことば)を下(さ)・ぐ
へりくだった言葉遣いをする。言葉を低くする。「家来ともいはん武士(もののふ)に手をさげ—・げ髪の」〈浄・関八州繋馬〉
ごしゅ‐こう【五種香】
1 5種類の香を一つに合わせたもの。仏前に供えた。 2 《五種香売りが首から箱をさげて売り歩く姿に似るところから》年始回りの供。「吉の野郎を—にして年玉物を持たせて出た」〈滑・浮世風呂・三〉
こし‐さげ【腰下げ/腰提げ】
印籠(いんろう)・タバコ入れ・巾着(きんちゃく)などのように、腰にさげて携帯するもの。
ささぎ【豇豆】
「ささげ」の音変化。〈日葡〉
ささげ‐つつ【捧げ銃】
軍隊の敬礼の一。銃を両手でからだの中央前に垂直にささげ持ち、相手の目に注目する。また、その号令。
けん‐しん【献身】
[名](スル) 1 他人やある物事のために、わが身を犠牲にして尽くすこと。「国家の発展に—する」 2 キリスト教で、神のために、生涯をささげること。
しょう‐がい【生涯】
1 この世に生きている間。一生の間。終生。副詞的にも用いる。「教育に—をささげる」「—忘れられない出来事」 2 一生のうち、ある事に関係した期間。「政治家としての—」 3 いのち。生命。「—ニ賭...