さし‐しお【差(し)潮】
「上げ潮」に同じ。
さし‐しめ・す【指(し)示す】
[動サ五(四)]指などを向けて示す。示す。また、指示する。「問題点を—・す」「進むべき方向を—・す」 [可能]さししめせる
さし‐じきい【指敷居/差敷居】
普通よりも丈が高く、両端を柱に枘差(ほぞさ)しにした敷居。
さし‐じち【差(し)質】
中世の不動産質入れの形式の一。質物は、証文には記載されるが債権者に渡さない。→入れ質
さし‐すぎ
[副]ひきつづき。それに次いで。「人々の家残りなく四五丁が程焼けぬれば、—法興院(ほこゐん)も焼けぬ」〈栄花・玉の村菊〉
さしすぎ‐びと【差し過ぎ人】
差し出がましい人。出しゃばり。「例の物めでの—」〈源・夢浮橋〉
さし‐す・ぐ【差し過ぐ】
[動ガ上二] 1 度を越す。出過ぎる。「いと恨み—・ぎたる口つきは」〈浜松・二〉 2 通り過ぎる。「佐野の松原—・ぎて」〈平家・一〇〉
さし‐すぐ・す【差し過ぐす】
[動サ四]「差し過ぐ1」に同じ。「御対面のほど、—・したる事どもあらむかし」〈源・常夏〉
さし‐すて【差(し)捨て】
《「さしずて」とも》酒席で、相手に杯をさしたまま返杯を受けないこと。
さし‐ず【指図】
[名](スル) 1 物事のやり方などを指示・命令して人を動かすこと。また、その指示や命令。「—を受ける」「あごで—する」 2 法律用語。 ㋐証券上の記載によって、ある特定の人を権利者として指定す...