さや‐ばし・る【鞘走る】
[動ラ五(四)] 1 刀身が自然に鞘から抜け出る。「下人はそこで、腰にさげた聖柄(ひじりづか)の太刀が—・らないように気をつけながら」〈芥川・羅生門〉 2 出過ぎたことをする。さきばしる。「まだ...
さや‐ひらめ【鞘平め】
平たく作った刀の鞘。
さや‐ぶくろ【鞘袋】
鞘におさめた刀全体を包む袋。錦(にしき)・革などで作る。
さ‐やま【狭山】
小さい山。小山。また、山。「夕ざれに—の峰の郭公(ほととぎす)」〈経信集〉
さやま【狭山】
埼玉県中南部の市。狭山茶や野菜の産地。人口15.6万(2010)。
さやま【狭山】
大阪狭山市の旧町名。
さやま‐いけ【狭山池】
大阪狭山市にある溜め池。古事記に築造の記事の見える、日本最古の溜め池の一つ。
さや‐まき【鞘巻】
腰刀の一。鞘に葛藤(つづらふじ)のつるなどを巻きつけたもの。中世には、その形の刻み目をつけた漆塗りとなる。
さやま‐きゅうりょう【狭山丘陵】
武蔵野台地西部にあり、東京都と埼玉県にまたがる丘陵。中央部に狭山湖・多摩湖がある。
さやま‐こ【狭山湖】
埼玉県所沢市にある、狭山丘陵の谷を利用した人造湖。東京都の上水道用貯水池として昭和9年(1934)完成。山口貯水池。