しき‐がく【式楽】
公儀の儀式に用いる音楽や舞踊。主として江戸幕府における能をさす。
しき‐がし【式菓子】
儀式のときに出す菓子。
しき‐がね【敷金/敷銀】
「敷金(しききん)」に同じ。「—にして物を売るとも」〈浮・永代蔵・五〉 「入聟(むこ)の—にて此の家を継がすべき事をたくみ」〈浮・懐硯・五〉
しき‐がみ【敷(き)紙】
1 物の下に敷く紙。 2 紙を厚くはり合わせ、渋などをひいた敷物。《季 夏》「—や烈しき音の山の雨/零雨」
しき‐がみ【式神/識神】
陰陽道(おんようどう)で、陰陽師が使役するという鬼神。変幻自在な姿で、人の善悪を監視するという。しきのかみ。しきじん。しき。
しき‐がわ【敷(き)皮/敷(き)革】
1 毛皮の敷物。 2 (敷き革)靴の内底に敷く革。中敷。 3 江戸時代、両替屋で金銀を取り扱うときに敷いた鹿皮。
しき‐がわら【敷(き)瓦/甃】
1 石畳のように土間に敷き並べた平たい瓦。 2 茶の湯で、鉄風炉の下敷きにする瓦。