しきしょう【史記抄】
室町中期の、「史記」の注釈書。19巻。桃源瑞仙著。文明9年(1477)成立。当時の口語で注釈したもの。史記桃源抄。
しき‐しょう【式正】
正しい儀式。本式。正式。「—の御囃子(はやし)は烏帽子上下(ゑぼしかみしも)にて肩脱がず」〈わらんべ草・一〇〉
しき‐しょう【職掌】
1 律令制で、諸司に置かれた下級職員。 2 中世、神社に仕えた下級の神官。 3 明治2〜10年(1869〜77)、皇太后宮職・皇后宮職に置かれ公文書類を扱った判任官。
しき‐しょう【雌器床】
苔類の葉状体において、造卵器が形成される部位。雌器托。造卵器托。
しき‐しん【色心】
1 仏語。物と心。物質と精神。 2 色情。「—いまだ去らざる内は」〈浮・近代艶隠者〉
しき‐しん【色身】
仏語。 1 物質的なものからできている、からだ。肉体。 2 三十二相をそなえた仏の生身。→法身(ほっしん)
しき‐しん【色神】
⇒色覚(しきかく)
しきしん‐いじょう【色神異常】
⇒色覚異常