し‐こなし【為熟し】
1 立ち居振る舞い。態度。「—の活発(はきはき)しない人で」〈二葉亭訳・夢かたり〉 2 物事をうまく処理すること。さばくこと。「親旦那のよろしく御—なされ、只今で三十四人ゆるゆると暮らし」〈浮・...
し‐こな・す【為熟す】
[動サ五(四)]物事を巧みにやってのける。「なんでも器用に—・す」
しこ‐の‐ますらお【醜の大夫】
愚かしい男。男性が自分を謙遜していう語。また、男性をののしっていう語。「ますらをや片恋せむと嘆けども—なほ恋ひにけり」〈万・一一七〉
しこ‐の‐みたて【醜の御楯】
天皇の楯となって外敵を防ぐ者。武人が自分を卑下していう語。「今日よりは顧みなくて大君の—と出で立つわれは」〈万・四三七三〉
しこへい
ガガイモの別名。
し‐こみ【仕込み】
1 教え込むこと。しつけ。教育。「親方の—がいい」 2 商店などで、商品を仕入れること。また、飲食店などで、材料を下ごしらえすること。「魚河岸に—に行く」「早朝から—にかかる」 3 醸造業で、原...
しこみ‐おけ【仕込み桶】
1 酒・醤油などを醸造するために、原料を仕込む桶。 2 漬物を漬け込むための桶。
しこみ‐おち【仕込み落ち】
落語の落ちの一。あらかじめ咄(はなし)の枕や半ばにそれとなく説明しておかないと理解できない落ち。
しこみっ‐こ【仕込みっ子】
「仕込み6」に同じ。
しこみ‐づえ【仕込み杖】
杖の中に刀や槍の刃を仕込んだもの。