し‐こ・む【仕込む】
《「し」はサ変動詞「す」の連用形》 [動マ五(四)] 1 教えてしっかりと身につけさせる。しつける。「アシカに芸を—・む」「行儀作法を—・まれる」 2 ㋐商売のために、商品を買い入れる。仕入れ...
しこ‐め【醜女】
1 容貌(ようぼう)のみにくい女。しゅうじょ。 2 黄泉(よみ)の国にいたという、容貌のみにくい女の鬼。「黄泉(よも)つ—を遣はして追はしめき」〈記・上〉
しこめ・し【醜めし】
[形ク]汚く、みにくい。「—・き汚穢(きたな)き国に到(き)にけり」〈神代紀・上〉
しこめのしょうぞう【醜女の肖像】
《原題、(オランダ)Portret van een groteske oude vrouw》マセイスの絵画。板に油彩。縦64センチ、横45センチ。裕福ではあるが醜い老女を風刺的に描いた作品。ロン...
しこ‐や【醜屋】
汚い小屋。「さし焼かむ小屋(をや)の—にかき棄(う)てむ破薦(やれごも)を敷きて」〈万・三二七〇〉 [補説]用例の原表記は「四忌屋」で、「しきや」と読む説もある。
シコラックス【Sycorax】
天王星の第17衛星。1997年にパロマー山天文台で第16衛星のキャリバンとともに発見された。名の由来はシェークスピア「テンペスト」の登場人物でキャリバンの母。表面が赤く、天王星の赤道面に対して大...
しこり【凝り/痼り】
1 筋肉・皮下組織などの一部が、こってこわ張ったり、固いかたまりをつくったりすること。また、その部分。「肩の—をほぐす」 2 物事がかたづいたあとまで残るわだかまり。「両者の間に—が残る」
しこり‐ばくち【凝り博打】
熱中してするばくち。「—の悪遊び」〈浄・丹波与作〉
しこ・る
[動ラ四]語義未詳。あやまつ、しそこなう、の意かという。「わが背子が来むと語りし夜は過ぎぬしゑやさらさら—・り来めやも」〈万・二八七〇〉
しこ・る【凝る/痼る】
[動ラ五(四)] 1 しこり1ができる。「胃のうしろから腰へかけて、…ぎこちなく—・っていたので」〈里見弴・安城家の兄弟〉 2 物事に熱中する。「何れも我一(われいち)と—・りかかって責め念仏を...