しだい‐な【次第名】
兄弟の順序に従ってつけた名。長男を太郎(一郎)、次男を次郎(二郎)、三男を三郎などと命名する類。
しだい‐に【次第に】
[副] 1 物事の程度や状態が少しずつ変化・進行するさま。だんだんと。徐々に。「病気が—よくなっていく」 2 序列・順序に従って物事をするさま。順々に。「数(あまた)の検非違使(けびゐし)官人等...
しだい‐ふちょう【四大不調】
仏語。四大の調和がくずれ、病気になること。僧の病気にいう。
しだい‐ふどう【次第不同】
1 順序や手続きが正しくないこと。順不同。 2 長さがまちまちで不揃いなこと。「寸は—」〈虎明狂・粟田口〉
しだい‐ぶんげん【次第分限】
「次第長者」に同じ。「おのづから商ひをして—になりぬ」〈浮・桜陰比事・四〉
しだ‐がわ【歯朶革】
小紋染めの鹿革(しかがわ)の一種。藍地にシダの葉の形を白く染め抜いたもの。品革(しながわ)。
しだ・く【拉く】
[動カ五(四)]《古くは「したく」とも》 1 (動詞の連用形に付いて)おしつぶして形をくずす意を表す。「噛(か)み—・く」「踏み—・く」 2 荒れる。乱れ散る。「その原や野風に—・くかるかやのし...
しだ‐くさ【しだ草】
ノキシノブの別名。
し‐だし【仕出し】
1 注文に応じて料理を作って配達すること。出前。「—をとる」 2 演劇・映画で、端役の中でも最も軽い役。通行人や群衆など、場面の雰囲気を作るような役。 3 工夫・趣向を凝らすこと。また、そのもの...
しだし‐いしょう【仕出し衣装】
新しい趣向の衣装。流行の衣装。「—の物好み」〈浮・五人女・三〉