鎬(しのぎ)を削(けず)・る
激しく刀で切り合う。転じて、激しく争う。「二党が—・る激戦区」 [補説]「凌ぎを削る」と書くのは誤り。
し‐の‐くみ【死の組】
スポーツ競技で、大会のグループリーグ戦や予選において、組み合わせ抽選の結果、特定の組(グループ)に強豪国または強豪クラブのチームが多く存在する状態。または、その組のこと。特にサッカーについて用い...
しの・ぐ【凌ぐ】
[動ガ五(四)] 1 押し分けて前に進む。乗り越えて進む。「波濤(はとう)を—・いで行く」 2 困難や苦境などにじっと堪えて、なんとか切り抜ける。辛抱して乗り越える。また、防いで、堪え忍ぶ。「飢...
し‐の‐グループ【死のグループ】
⇒死の組
しのけんきゅう【詩の研究】
春山行夫による評論。昭和6年(1931)刊行。
駟(し)の隙(げき)を過(す)ぐるが如(ごと)し
《「礼記」三年問から》時の流れは、4頭立ての馬車が走り過ぎるのを、戸のすきま越しにのぞき見るようなものである。月日がたちまちに過ぎていくことのたとえ。
しのげんり【詩の原理】
萩原朔太郎の詩論。昭和3年(1928)刊行。
し‐の‐こうしん【死の行進】
戦争時、捕虜などを長距離の徒歩を強いて移送すること。第二次大戦中、日本軍がバターンで米軍捕虜に、サンダカンで豪・英軍捕虜に対して行ったとされる。デスマーチ。
し‐のこ・す【仕残す/為残す】
[動サ五(四)]途中でやめてあとに残す。「まだ—・した仕事がある」
しの‐ごて【篠籠手】
鎧(よろい)の籠手(こて)の一。篠金物(しのがなもの)を取り付けたもの。