しばまた‐かいどう【柴又街道】
東京都葛飾区金町から江戸川区南小岩までの道路の呼び名。沿線に柴又帝釈天などがある。
しばまた‐たいしゃくてん【柴又帝釈天】
東京都葛飾区にある日蓮宗の寺。山号は経栄山。正式名称は題経寺。寛永6年(1629)日忠が創建。日敬の中興。日蓮の作と伝えられる帝釈天(たいしゃくてん)を本尊とする。庚申(こうしん)の日が縁日(宵...
しば‐み【芝見】
草木に隠れて敵情を探ること。また、その者。忍び物見(ものみ)。ふせかまり。「白石若狭守は、敵もし夜討に寄するかと、—をつけて用心すれども」〈奥羽永慶軍記〉
しば・みる【屡見る】
[動マ上一]しばしば見る。たびたび見る。「あからひくしきたへの児(こ)を—・みれば人妻故に我(あれ)恋ひぬべし」〈万・一九九九〉
しば‐むね【芝棟】
花や芝を植えてある、かやぶき屋根の棟。植物の根で棟を補強する。
駟馬(しば)も追(お)う能(あた)わず
《「説苑(ぜいえん)」説叢から》一度口に出した言葉は、もう取り返しがつかない。言葉を慎むべきことのたとえ。駟も舌に及ばず。
しば‐や【芝屋/芝居】
しばい。また、しばい小屋。「貴様一人—へ行くなんて」〈漱石・明暗〉
しば‐や【柴屋】
1 柴やたき木などを積んでおく小屋。 2 柴で屋根をふいた家。柴ぶきの家。粗末な家。「くらぶ山かこふ—のうちまでも心をさめぬ所やはある」〈夫木・三〇〉
シバヤク‐さん【シバヤク山】
《Gunung Sibayak》インドネシア、スマトラ島北部の成層火山。メダンの南約70キロメートルの町ブラスタギの北郊に位置する。標高2095メートル。19世紀末以来、噴火は記録されていないが...
しば‐やなぎ【柴柳】
ヤナギ科の落葉低木。中部以東の山地に自生。枝は水平に出て先が少し垂れる。4月ごろ、葉とともに花穂を出し、黄色の雄花と緑色の雌花とをつける。