やすけ【弥助】
《「義経千本桜」に登場する鮨屋(すしや)の名から》鮨の異称。「朝飯がすすまずば後刻(のちかた)に—でも誂(あつら)えようか」〈一葉・たけくらべ〉
やすな【保名】
歌舞伎舞踊。清元。篠田金治作詞、清沢万吉作曲。七変化舞踊「深山桜及兼樹振(みやまのはなとどかぬえだぶり)」の一。文政元年(1818)江戸都座初演。浄瑠璃「蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちか...
やすらい【休らい/安らい】
1 休むこと。また、穏やかなこと。「霧雨にぬれた竹林は…羊の群れが首をたれて、静かに眠っている—であった」〈康成・春景色〉 2 ためらうこと。躊躇(ちゅうちょ)すること。「来し方の心の—さへあや...
やとみ【弥富】
愛知県西部にある市。伊勢湾に面し、海抜0メートルの平地が広がる。稲作なども盛んだが名古屋市のベッドタウン化が進む。平成18年(2006)4月、弥富町に十四山(じゅうしやま)村が編入して市制施行。...
やなぎさわ【柳沢】
姓氏の一。 [補説]「柳沢」姓の人物柳沢淇園(やなぎさわきえん)柳沢吉保(やなぎさわよしやす)
やま‐しごと【山仕事】
1 山でする仕事。 2 山師のする投機的冒険的事業。やまごと。「之が信用出来ない—なら強(しい)てお勧め申しやあしないが」〈魯庵・社会百面相〉
やまと‐さんざん【大和三山】
奈良盆地南部にある天香具山(あまのかぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)の総称。藤原京跡を三角状に囲む。
やま‐びらき【山開き】
1 霊山などで、その年初めて登山・入山を許すこと。また、その日。開山(かいざん)。《季 夏》「この町の電車をかしや—/誓子」 2 山に新しい道をつくること。 3 江戸時代、江戸深川八幡宮別当永代...
ややたんしゅうき‐じしんどう【稍短周期地震動】
周期が1〜2秒の地震動。木造の家屋や中低層のビルなどが共振しやすい。→短周期地震動
ややちょうしゅうき‐じしんどう【稍長周期地震動】
周期が2〜5秒の地震動。石油タンクなどの中規模の構造物が共振しやすい。→長周期地震動