しゅく‐たい【縮退】
1 恐れて退くこと。 2 量子力学で、一つの系に、同じエネルギーに対応する状態が二つ以上存在すること。その系に、ある種の対称性があることを意味する。縮重。
しゅくたい‐あつ【縮退圧】
フェルミ粒子の集まりがフェルミ縮退の状態にあるとき、パウリの原理によって生じる圧縮に抗する力。核融合反応が起こらない白色矮星や中性子星では、それぞれ電子、中性子の縮退圧によって自身の重力と釣り合...
しゅくたい‐うんてん【縮退運転】
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しゅくたい‐うんよう【縮退運用】
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しゅくたい‐せい【縮退星】
縮退圧が自身の重力と釣り合った状態にある星。核融合反応が起こらない白色矮星や中性子星などをさし、それぞれ電子や中性子の縮退圧が自身を支えている。
しゅく‐だい【宿題】
1 家庭でやってくるべきものとして教師が児童・生徒に課する、学習上の課題。「夏休みの—」 2 解決が後日に持ち越された課題。「その件は今後の—にする」
しゅく‐だく【宿諾】
《「論語」顔淵の「子路、諾を宿(とど)むること無し」から》一度承諾したことをぐずぐず引き延ばして実行しないこと。
しゅく‐ち【縮地】
《「神仙伝」壺公の故事から》仙術によって土地を縮めて距離を短くすること。「—の術までもなく、宏麗の家、離れ離れに四ツ聳えしは」〈露伴・露団々〉
しゅく‐ちょう【宿鳥】
寝ている鳥。ねぐらの鳥。〈日葡〉
しゅく‐ちょく【宿直】
[名](スル)会社・工場・学校などで、勤務者が交替で泊まり込み、夜の警備に当たること。また、その人。「—員」「—室」