しょう‐えんじ【生臙脂】
江戸時代に中国から渡来した鮮やかな紅色の染料。エンジムシの一種が寄生した樹脂から採取し、絵画の彩色や友禅染・更紗染(さらさぞめ)などに用いる。臙脂。
しょうえん‐ずみ【松煙墨】
松の枝や根を燃やして得たすすをにかわで固めてつくった墨。→油煙墨
しょうえんせいり‐れい【荘園整理令】
平安時代、荘園の増加を抑えるために出された法令。延喜2年(902)以降たびたび発令されたが、十分な効果はあがらなかった。
しょうえん‐だんう【硝煙弾雨】
火薬の煙が立ちこめ、弾丸が雨のように飛ぶこと。激しい戦場の光景の形容。砲煙弾雨。「—をくぐり抜ける」
しょうえん‐はんのう【硝煙反応】
銃を発射した際に手や着衣などに付着した硝煙を検査するために、ジフェニルアミンで紫色に発色させるなどの化学反応。鑑識法の一つとして犯罪捜査などに用いる。
しょうえん‐ほう【消炎法】
炎症を治す方法。全身的には消炎剤、局部的には罨法(あんぽう)などが用いられる。
しょう‐えん‐ぼ【声縁菩】
声聞(しょうもん)と縁覚(えんがく)と菩薩(ぼさつ)。