しょう‐けつ【焼結】
粉末や粒状の集合体を押し固め、その材料の融点以下の温度で熱すると密着して固結する現象。シンタリング。
しょうけつ‐ごうきん【焼結合金】
金属粉末を焼結して得られる合金。タングステンと銅などの融解しにくいものの合金、高融点の材料を用いる超硬合金、多孔(たこう)性を利用した合金など。
しょうけつ‐じしゃく【焼結磁石】
粒状にした磁性材料を焼結して成型固化した磁石。磁場中で磁化の方向を揃えて成型を行う。ゴムや樹脂などを混ぜ合わせたボンド磁石に比べ、耐熱性、磁気特性に優れる。
しょうけつ‐じょざい【焼結助剤】
焼結を促進し、安定化させるための添加剤。ふつう、焼結したい材料よりも融点が低い添加剤を用いる。
しょう‐けん【小見】
浅い考え。視野の狭い見方。また、自分の見解をへりくだっていう語。
しょう‐けん【小圏】
1 小さな圏点。 2 小さな圏内。小さな領域。
しょう‐けん【小験】
《「しょうげん」とも》少し効きめがあること。「—ヲ得ル」〈日葡〉
しょう‐けん【召見】
[名](スル)目上の人が呼び寄せて対面すること。引見。「未央宮(びおうきゅう)の武台殿に—された李陵は」〈中島敦・李陵〉
しょう‐けん【正見】
仏語。八正道の一。正しく真実を見ること。四諦(したい)の道理を正しくとらえた見解。
しょう‐けん【正絹】
絹だけからなる糸。また、その織物。本絹。純絹。「—のネクタイ」