お‐とぼけ【御恍け/御惚け】
わざと知らないふりをすること。しらばくれること。「—がうまい」
ばっく・れる
[動ラ下一]《「しらばくれる」の変化》 1 素知らぬ顔をする。とぼける。 2 俗に、逃げる。さぼる。「午後の授業、—・れるか」
しらっ‐ぱく・れる
[動ラ下一]「しらばくれる」のくだけた言い方。「—・れてもいずれはばれる」
しら‐ごかし
しらじらしく振る舞うこと。しらばくれること。「捻(ねぢ)って出だせし鼻紙の、—こそ笑止なれ」〈浄・二枚絵草紙〉
しら‐ばっく・れる
[動ラ下一]「しらばくれる」に同じ。「—・れてもわかっているんだぞ」
とぼ・ける【恍ける/惚ける】
[動カ下一][文]とぼ・く[カ下二] 1 聞かれたことに対して、わざと知らないふりをする。しらばくれる。「肝心の点になると—・ける」 2 どことなく間のぬけたこっけいな表情やしぐさをする。「—・...
とぼけ‐もの【恍け者】
1 まぬけたふりをして、こっけいな言動をする人。 2 ぼんやりした人。うっかりもの。 3 しらばくれる人。
白(しら)を切(き)・る
わざと知らないふりをする。しらばくれる。「見たこともないと、あくまで—・る」