シンナ【(フランス)Cinna】
コルネイユの韻文悲劇。1642年初演。ローマ皇帝が国家存亡と寛容・人間愛の狭間で苦悩する姿を描く。
しん‐ない【心内】
心のうち。内心。「—を明かす」
しんない【新内】
「新内節」の略。
しんない‐おん【唇内音】
悉曇(しったん)学で、三内音の一。唇(くちびる)で調音される音。[p][b][m]の類。→喉内音 →舌内音
しんない‐ぶん【心内文】
物語文学などで、登場人物が心の中で思っていることを書いた箇所。心内語。心話文。→地の文 →会話文
しんない‐ながし【新内流し】
二人一組で、2挺(ちょう)の三味線を弾き合わせながら街頭を歩き、客の求めに応じて新内節を語って聞かせるもの。また、その芸人。《季 夏》
しんない‐ぶし【新内節】
浄瑠璃の流派の一。延享2年(1745)宮古路加賀太夫が豊後(ぶんご)節から脱退、富士松薩摩(ふじまつさつま)を名のったのが遠祖。この富士松節から出た鶴賀若狭掾(つるがわかさのじょう)は鶴賀節を立...
しんないまく‐えん【心内膜炎】
心臓の内側を覆う膜の炎症。高熱・全身倦怠(けんたい)・心不全などの症状を呈する。リウマチ熱による場合と、抜歯・扁桃(へんとう)摘出などに起因する細菌感染による場合とがある。→心膜炎
信(しん)無(な)くば立(た)たず
⇒民(たみ)信無くば立たず
しん‐なし【心無し/芯無し】
中に芯を入れてないもの。内部がからになっているもの。「—の帯」